床工事
2020年3月6日
本日から工事が始まった床の工事を紹介します。
築年数が経つとフローリングも耐久年数を経過してよくその場所を通ることが多いところから踏むと凹むような感じになります。
ひと昔の床材の張り方は根太という床の下地の材木に直接固定する方法が多く、床下も今のようにベタ基礎ではなく土なので、湿気が多い地域などは湿気がそのまま床材に伝わってしまいます。
もちろん床下の断熱は皆無です。
この凹みを直すには張り替えるか上張りとなります。
凹んではいるものの、このまま使用していても下に抜けるってことはそうそうないのですが、気にはなりますね。
という事で今回は上張りで対応させていただきます。
なぜ張り替えじゃなく、上張りなのか?
張り替えればゴミが出ます。
ゴミが出れば処分費がかかります。
剥がす時間もかかります。
上張りならゴミ代と手間代が節約でき、床板が二重になる事で床材としては耐久性も増し、少しですが断熱性も上がります。
建具の敷居も昔は床よりも上がっているので、床を上に足すことでバリアフリーまでとはいきませんが、段差を少しだけ解消できます。
ただし、サッシとの境は床を足す分上がってしまうので段差見切りという部材で隠します。
今回はLDKのみですので、明日には完了します。
また完了後の報告をします。
お住まいに不安や不満がありましたらリフォーム専門の工務店へご相談下さい。
お話を伺い、現地を調査させていただく事で最適な提案と見積もりを無料で作成したします。