浴室床工事
2020年3月19日
昨日今日と昔ながらのタイル張り在来浴室での改修工事をご紹介します。
今回のご希望はユニットバスにしなくてもいいので、床の冷たさを解消したいというモノでした。
よく見られるのはマットなんかを敷いてはいったりもしますよね。
私の実家もそうでした。
マットも床全体にないので以外と使い難かったりしますし、使うたびに干さないとカビの原因になります。
そこでご提案したのが東リのバスナというシートです。
浴室専門の床材となります。
バスナには3種類あって、それぞれで厚みとデザインが違います。
一番安価なタイプは老人ホームの浴室や大浴場がある施設などでよく使われているモノです。
次は介護で浴室として床に使われているモノ。こちらはキャスターにも強いのが特徴です。
ここまでの2種類はデザインよりは機能重視となり、出始めの頃はこの2種類しかありませんでした。
近年では一般住宅にも使いたいという要望も多く、機能を残したままデザインをよくしたモノが出ました。
水はけもよく、厚みも3種類の中では一番厚くして温かみをUPしました。
これで裸足での第一歩は大幅に冷たさを軽減できたと思います。
今回は浴室入口の洗面所床が水が侵入したことによる腐りが出ていたので床下地をやりかえ、クッションフロアを貼り替えました。
ついでに浴槽周りのコーキングも増し打ちしました。
これだけの工事ですがかなりキレイに仕上げられたので満足です。
工事期間は2日ですが、コーキングが完全に乾くまで入浴は翌日まで待っていただきます。
また、この床シートを施工するもう一つのメリットとして、タイル張りはどうしても目地の劣化から水が震に侵入して構造材を腐らせる原因になりますが、シートを貼る事で水の侵入を抑える効果があります。
浴室はユニットバスにする事をお勧めいたしますが、予算の都合もありますのでヒートショックにならない一つの改善策としてはこちらは強くお勧めできるものとなります。
ちなみに今回の工事費ですが、浴室と洗面所の床工事で13万円でした。
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