床工事
2020年4月23日
一昨日から始まったマンションの防音床工事が完了したのでご紹介します。
築15年くらいでしょうか。元は洋室の2部屋だけカーペット敷になっていました。
カーペットの良いところは階下への防音性能が優れている事、温かみがある事、音の反響がない事。などが挙げられます。
しかし、汚れが落としにくい、ダニの繁殖、掃除がしにくいなどの清潔さに欠ける点がユーザーさんにとっては頭の痛いところで、フローリングにしたいという問い合わせが多いです。
カーペットにしたいという話は年に一度くらいとなっています。
今回はマンションなのでカーペットの下地がどうなっているかが運命の分かれ道でしたが、スラブの上に直張の合板で下地を作ってあり、カーペットで仕上げている状況でした。
キレイに撤去できました。これがきれいに取れないと床の仕上がりがだいぶ変わってきます。
この状態で防音床を貼っていきます。
通常のフローリング張りは釘とボンドで下地に張っていきますが、防音床は木の床の下に防音材が貼ってあり、釘で固定ができません。
防音床の固定は専用の床のりを使用します。
という事で床貼り。釘で固定は床張りという書き方で分けています。
大工さんは普段は張りの方が多いので貼りに対しては時間がかかります。
2部屋を2日かかりました。
ちなみに床と壁の間にある巾木はソフト巾木というものです。気ではなく塩ビとなります。
お住まいに不安や不満がありましたらリフォーム専門の工務店へご相談下さい。