浴室床改修
2014年12月1日
午後から晴れる予想の天気が思ったより長引き最後はものすごい雷で締めくくりました。
今は雨も止み、穏やかな雲行きとなっています。
そんな中、本日はマンションにお住まいのリピート客である方からのご依頼で浴室からの水漏れが心配とのご相談がありました。
一か月前に実際に水漏れを起こし、階下の方に迷惑を掛けてしまったということです。
その際は保険で階下の方は修繕しましたが、ご自宅の方は応急処置をした程度で、また水漏れを起こしたら・・・
ということでした。
竣工時はユニットバスでしたが何年か前にユニットを解体して床と壁は安く仕上げるためにタイル貼となっていました。
躯体に直接タイルを張っていて寒々しいという印象で、タイルも劣化して目地とクラックから水が浸入して結果、階下まで行ったのだという解釈です。
ユニットバスなら防水パンを設置していればある程度防げていた事例でしょう。
安い高いも問題ですが、そうなったときにどうなるかを考えることも必要ですね。
とはいえ、予算もないし何とかしてくれ!とのことでしたがとりあえずタイルのクラックからの水の浸入を防ぐ意味で、浴室用シートを施工することにしました。
不本意ではありますが、何とかしてあげたいという気持ちで一番安く、かつ確実な方法で提案しました。
恐らくここからの水漏れはもうないでしょう。
床タイル面にパテをして平滑にします。
シートを貼り、周りにコーキングを厚塗りして防水性を高めました。
この床材は老人ホームなどに使われることが多い、防滑性のある素材で水はけも良いのが特徴。また、若干の弾力もあるので触感も温かく感じますので躯体に直接の寒さも多少良くなると思います。
浴室リフォームもユニットバスを入れることもあれば在来工法でタイル仕上げの場合もあるし、今回のように修繕もあったりします。
お金がかかるところだからでしょう。
では、雨に濡れたらすぐに拭いて風邪をひかないように。