LからIへ
2015年2月19日
システムキッチン交換で多いのが、I型のタイプです。
対面式だったり壁付けタイプの交換がほとんどですが、今回は一般住宅でL型のシステムキッチンから対面式のI型へ変更することになりました。
L型は使い勝手がよく、広く使えて作業もしやすいのが特徴です。
また、収納スペースも多いのがメリットです。
しかし、今回のお客様もそうですが子育て世代では大変便利で良いですが、お子様たちが独立して世帯を持った後は夫婦二人だけの懐かしい生活に戻った時にそこはただ広いだけの空間となってしまいます。
生活に見合ったコンパクトで使い勝手が良く、安全で快適なキッチン空間が必要となります。
そこで今回はI型の対面式で引出しタイプの扉で吊戸棚は一部をスイングダウンウォールを備えガスレンジからIHクッキングヒーターにして、食器洗い乾燥機も装備しました。
また、タイルからキッチンパネルに変更しました。
一通りの設備を備えたのでこれからの調理も掃除も安全で楽にできるでしょう。
しかし、L型からI型への変更は様々な問題があります。
まずは内装。
床はキッチン下にも張ってありますが解体すると明らかに変色していたりこのままでは使用できないくらい痛んでいたりいろいろな状態に遭遇します。
今回は、もともとCF仕上げだったものへフローリングを増し張りしていたのでこんな感じでした。
通常は全面床の張り替えを推奨しますが、既存の床を残すという希望でしたので似ている床材を手配して継ぎ足ししました。
偶然にもほぼ同等のものがありましたので、違和感なく仕上がりました。
新たにコンセントも設け、スパイスBOXも設置したのでスッキリしました。
全工程4日間でできました。
途中、IHや食洗器を追加したことと増設コンセントで分電盤の容量が足りなくなったりとサプライズもありましたが、最後にお客様の笑顔に出会えたことが今後の仕事の原動力となりました。
ありがとうございました。